ジョゼリア・ロンガット校長が日本を発ちました。
湿っぽいことは嫌い、とのことで、お別れ会もせず、平日の出立でした。
6月25日、月曜の朝、校長のいない保見の学校へ行くと、カンチーニョの教室のホワイトボードに、校長の言葉がありました。
私の愛するひとたちへ
あなたたちを愛しています。
いつも平和と正義を求める、善い人でいてください。
愛をこめて。 ジョー 24/06/2012
3時過ぎ、やってきた子どもたちは、いつものように補食のおやつを食べ始めました。
ポルトガル語の先生も、日本語の先生も、玄関で保護者や来客の対応をしていましたが、そのうち教室の中から泣き声が聞こえました。
3年生の女の子が泣いていました。
エリアナ先生が戻り、ボードの文字を読み上げると、他の子も泣き始めました。
もちろんこどもたちは、校長がいなくなることを知っていましたが、それが本当になって、とても悲しくなったのでしょう。
こどもたちに「コピーしてほしい」とたのまれたので、ボードの写真を撮って、校長の写真と合成しました。